4TD奪うも関学に大敗 アメフット

 関西学生アメフットリーグの神戸大-関学が10月12日、尼崎市陸上競技場で行われた。神戸大はQB林のパスが冴え、4TDを奪ったが、関学の猛攻を防げず、26-63で敗れた。【10月12日 UNN】

 第1Q2分、神戸大は関学RB三井に53ヤードを走られ、先制TDを許す。しかし、その直後、神戸大もRB坂東がOL陣のこじ開けた穴から77ヤードを独走、TDを奪い、同点に。その後、関学に3本のTDを奪われたが、QB林が2本のTDパスをヒットさせ、前半は昨季王者・関学と互角の争いを見せた。
 しかし、後半にはいると流れは関学のものとなった。第3Q、神戸大はチャンスを反則でつぶすなど、一度もファーストダウンを奪えない。逆に関学にWR松山の73ヤードのパントリターンTDを含む3TDを奪われ、突き放される。第4QにQB林からWR伊藤への60ヤードTDパスがヒットし、意地を見せるが、反撃もここまで。その直後、関学にダメ押しTDを奪われ、結局、26-63で敗れた。
 前節まで3試合連続完封負けを喫していたレイバンズ。今季初得点は失点の直後のビッグプレ-だった。RB坂東が「むっちゃ、気持ち良かった」と話した77ヤード独走TD。その後も矢野ヘッドコーチが「今日は林のパスが冴えていた」と言うとおり、QB林がWR伊藤、今里へ3本のTDパスをヒットさせ昨季王者・関学から26点を奪った。そのオフェンスには国本主将も「自信を深めることができた」と満足気。
 しかし、ディフェンスに関して矢野ヘッドコーチは「関学OLにDLがコントロールされてしまい、関学のランオフェンスにやられてしまった」と渋い顔で話す。
 次の近大戦、国本主将は「自分達のプレイを出すしかない」と気を引き締める。残り3戦、「暴鴉」の逆襲が始まった。
●関西学生アメフット秋季リーグ(10月12日・尼崎市陸上競技場)
関 学 14 14 21 14=63(4勝)
神戸大 14 6  0 6 =26(4敗)

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