関西学生アメフットリーグ第6戦、神戸大-大産大が11月10日、西宮スタジアムで行われた。神戸大はQB林のパスが冴え、34-0で快勝。初勝利をあげた。【11月10日 UNN】
第1Q開始直後から、試合は動く。神戸大は大産大に自陣深くまで攻め込まれた。しかし、ゴール前10ヤードで大産大がファンブル。攻撃権が神戸大へと移ると、林がパスを次々にヒットさせる。4つのファーストダウンを重ね、ゴール前1ヤードまで迫るとRB沖本が押し込み、先制TDを奪う。第2Q10分にもゴール前2ヤードからRB大崎がが飛び込み、TD。大産大を突き放した。
後半に入っても、神戸大の勢いは止まらない。K今里の2本のFG、ロングパスを受けたWR伊藤の72ヤードTDなどで得点を重ね、終わってみれば34得点。ディフェンスも大産大オフェンスを抑え、完封。初勝利を飾った。
初勝利にも矢野ヘッドコーチは「前半は相手のミスからしか得点できていない。(相手の)ファンブルがなければ、どうなっていたか」と渋い顔。しかし、林のパスに関しては「今日はよかった」と合格点。林自身も「練習していたパスは通った。次戦も絶対勝って、来年も必ず1部でやる」と意欲十分だった。 次は24日の同大戦。負ければ、入れ替え戦出場が確定する。国元主将は「同大は強いチームだが、必ず勝って、入れ替え戦を回避する」と気を引き締めていた。
●関西学生アメフットリーグ第6戦(11月10日・西宮スタジアム)
神戸大 7 7 7 13=34(1勝5敗)
大産大 0 0 0 0=0(6敗)
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