自由劇場の11月公演「天国から北へ3キロ」が六甲台講堂で上演された。公演は11月30日から3日間に渡って行われる。【12月1日 UNN】
今回、自由劇場は2つのグループに分かれて、11月公演と12月公演を1週間ごとに上演する。11月30日から3日間に渡って行われたのは三谷幸喜原作の「天国から北へ3キロ」。会場となった六甲台講堂には50人ほどの観客が訪れた。夜の公演ということもあり、ひざかけやカイロ、熱いお茶なども用意されていた。
作品は急に死んでしまった若い女の霊が、恋人と別れたくないために天国に行こうとしないというもの。しんみりとした内容と軽妙なコメディーを織り混ぜた内容となっていて、客席も笑いと感動とに交互に包まれた。
演出の丹ちえさん(4年)は「高校のころからやりたい作品だった。初日が終わり、初めて劇が人の手に渡り、娘を嫁に出した気分」と作品への思いを語った。また、主演の木原なつこさん(3年)は「脚本を見たときにとても気に入った。今回の舞台はとっても素晴しく、この舞台で役を演じることができて幸せ」と、舞台の仕上がりに満足した様子だった。
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