寒さ吹き飛ばす笑い 落研新春寄席

 落語研究会による新春寄席が1月22日から25日までの昼休み、国文の休養室で行われている。冬の寒さが続く中でも、連日ほぼ座敷が埋まる程の好況ぶり。【1月24日 神戸大学NEWS NET=UNN】?

 新春寄席は、幹部交代をしてから学内で行う初めての寄席になる。3日目の24日は甲家ぱす太さん(経済・1年)と、落語研究会の新会長になった拡益亭呉頓さん(国文・2年)が登場した。
 ぱす太さんが演じた「二人ぐせ」は、それぞれに口ぐせを持つ2人の男がくせを直すためのゲームを思いつく話。登場人物たちのかけひきを元気よく演じた。呉頓さんの「太鼓腹」は道楽息子が針治療に興味を持つのが始まりで、その実験台として選ばれた芸人の不運なてん末を描く。人物のキャラクターを上手く表すしゃべり方と、体全体を使った演技で観客を落語に引き込み、あちこちで笑いが起こった。
 「(観客が)素直に笑える落語を目指したいです」と言うのは、ぱす太さん。寄席終了後、ほっとした表情を見せた。一方の呉頓さんは「自分のやりたいことが完全にはできなかった」としながらも笑顔を見せる。また、会長としてこれからの落語研究会を「見ていて楽しく、イケてておもしろいクラブを目指したい」と楽しそうに話した。

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