国立大学協会が3月15日に、平成16年度の大学入試センター試験で、国立大学の80パーセント以上が受験生に5教科7科目を課すことが分かったという調査結果を発表した。同調査によると大外大は5教科7科目は実施しない。【3月15日 UNN】
同調査によると平成16年度の大学入試センター試験で受験生に5教科7科目を課す国立大学は、83パーセントにあたる79大学となってる。また平成17年度以降に5教科7科目を課すとしている大学も10大学ありこれを合わせると、国立大学の94パーセントが5教科7科目を課すことになる。
一方、5教科7科目を実施しないとしているのは、東外大、東芸大、大外大、鹿屋体大の4大学で、鳴門教大と熊本大は検討中としている。
今年は3教科を課した国立大学が65大学の135の学部、1教科だけのところも4大学の4学部だった。同協会は基礎的な学力が身に付いていない学生が増えているとして、おととし、受験生全員に5教科7科目以上を受験させるべきだとする提言をまとめ、国立大学がそれぞれ検討を進めてきた。
各大学の学部別の受験科目は、18日から大学入試センターのホームページに掲載される。アドレスはhttp://www.dnc.ac.jp。
なお、平成17年度以降実施の10大学は北海道教大、室蘭工大、小樽商科大、東北大、東大、東京医歯大、上越教大、兵教大、奈教大、高知大。
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