平成14年度神戸大入学式が4月9日、神戸ポートアイランドホール(ワールド記念ホール)で行われた。学部、大学院を合わせて3796人の新入生が、晴れて神戸大への入学を果たした。【4月9日 神戸大学NEWS NET=UNN】
当日朝は雨がぱらつく天気だったが、開場前には傘も不要に。新品のスーツに身を包んだ新入生たちは、サークルの新歓ビラなどを両手いっぱい受け取りながら会場を目指していた。遅れてくる新入生もいたが、式は予定通り午前10時に開始された。
新入生の内訳は、学部生が2579人、修士・博士前期課程の学生が1217人。野上智行学長は式辞で人類の課題と言われる4つのP、すなわちPeace(平和)、Poverty(貧困)、Population(人口)、Pollution(汚染)を挙げ、課題の実相理解のための知識を「学ぶ場と時を大学は用意しています」と新入生を歓迎した。
発達科学部に入学した廣山夕希子さんは「いろんな友達をつくりたい。勉強も頑張って、できれば院へ」と4年間の目標を話す。一方、工学部に入学した男子学生は「まだ現実感がない」と言いつつも「とりあえずはクラブをしてみたい」と意欲を見せた。木々が緑を見せ始めるなか、新入生たちの表情も負けじと鮮やかだった。
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