関西学生女子タッチフットボール春季トーナメント準決勝が4月28日、西宮球技場で行われた。神戸大は武庫女大を25-12で下し、大手前女大を下した聖和大と決勝で対戦する。【4月28日 UNN】
神戸大は第1Q、武庫女大から攻撃権が移った最初のシリーズでQB清水がロングパスをWR池田に通し、TD。その後もパスをつないで得点を重ね、武庫女大に1TDを返されるも前半を18-6で終える。
しかし、第3Qからは武庫女大に攻撃のスキを突かれ始め、パスをインターセプトされそうになる危うい場面も。守備でも第4Q前半に1TDを返されるなど苦しむが、パスを受けた相手選手を確実にマークするなど、リズムは崩さなかった。
逆にパスを受けたWR池田がゴール前まで運んだボールを、終了2分前にQB清水が走り込んでTDし、武庫女大の望みを断った。25-12で勝利した神戸大が、5月6日の決勝に駒を進めた。
「オフェンスが大味、守備はよかった」(今岡コーチ)という今日の試合。ロングパスの多用に、香川主将も「もっと細かくきざんだ攻撃をするべき」と反省気味だった。しかし、守備については両者とも「DLの2人(佐々木、平林)が頑張った」と評価した。
次の決勝の相手は、今日の試合で大手前女大を33-7で下した聖和大。そこで勝てばシュガーボウル(5月25日・横浜スタジアム)が待っている。香川主将は「絶対(聖和大に)勝って、横スタに行きたい」と意気込む。一方、今岡コーチは「春は全て通過点。今は成績よりも内容を」とすでに秋を見据えているようだ。
ただ、今季残りの試合については2人とも「今ある力を全て出す」と声をそろえる。今年3月に体制を一新したチームは、全力でシュガーボールを目指す。
●関西学生女子タッチフットボール春季トーナメント準決勝(4月28日・西宮球技場)
▽第1試合
聖和大 7 7 7 12=33
大手前女大 0 0 0 7=7
▽第2試合
神戸大 6 12 0 7=25
武庫女大 0 6 0 6=12
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