近畿学生野球春季リーグ第4節3回戦が5月23日、万博球場で行われた。神戸大は先発塚本が安定したピッチングをみせ、阪大を5-0で完封し、2点目となる勝ち点をあげた。【5月23日 UNN】
二回、神戸大は7番丸山が中前安打で4番福本をかえし、1点を先制。その直後、二死満塁のチャンスを迎えると、1番大橋の中前安打でさらに1点を追加した。
しかし、その後はこう着状態となり、なかなか塁に出ることができない。
七回、神戸大に再び好機が訪れた。無死一、二塁で阪大山岡が暴投、それぞれ塁をすすめる。続く丸山の二塁内野安打で一人を返すと、勢いのついた神戸大は代打・長尾が二塁を越える中前安打を放ち2点を獲得。一気に阪大を突き放した。
八回裏に二死満塁のピンチを迎えるも、落ち着いた守りで得点には結びつかせず、塚本は阪大打戦を完封。5-0で勝ち点を手にした。
前日まで3日間負け続け、優勝の可能性がなくなった神戸大。木口主将は「体が鎖でつながれていたような気分だった」と振り返る。
しかし今日の試合でその「鎖」からも解きはなれたようだ。「打てなかったらどうしよう、とは考えずに一球一球に純粋に向かっていけた。だからいい結果が出せたんだと思う」と木口主将。24日には対大教大第3戦が行われる。「あと1戦。精一杯いい試合をしていきたい」と笑顔で締めくくった。
●近畿学生野球春季リーグ第4節3回戦(5月23日・万博球場)
阪 大 000 000 000=0
神戸大 020 000 03X=5
【阪大】●和田、山岡-今村
【神戸大】○塚本-久米
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