アメフット交流戦・神戸大-九大戦が5月25日、西宮球技場で行なわれた。神戸大は前半だけで4本のTDを奪い、33-0で大勝した。【5月25日 UNN】
神戸大はQB大崎・江端の併用で、ランプレーを中心に攻撃を展開。第1Q10分、RB坂東の46ヤードパントリターンTDで先制すると、第2QにもRB森が2TD、前半終了間際には九大QB・石橋のパスをDB吉村がインターセプト。そのまま75ヤードを走りきりTD、27-0と大差をつけて前半を折り返す。
後半も神戸大は速いラッシュで九大オフェンスを封じこめ、1TDを追加して試合を終えた。
前回の同大戦。第4Qに3TDを奪われ、まさかの大逆転負けを喫した神戸大。今日もスコア的には大勝だったが、改めて課題が浮き彫りになった。2人のQBあわせて3インターセプトを喫したパスオフェンスには矢野ヘッドコーチも「まだまだ。秋にこの状態では勝てない」と辛口。9回で40ヤードの罰退という反則の多さにも「まだミスが多い。競った試合ではすぐに負けにつながる」と渋い表情だ。
次戦はいよいよ神戸大創立100周年記念の京大戦(6月9日・西宮スタジアム)。矢野ヘッドコーチは「一つ一つのプレーの精度が低い。それを修正していかないと」とポイントを話す。牧野主将が「絶対に勝ちたい」と言うように、チームの士気は高い神戸大。今日の課題を一つ一つ克服し、「残りの一日一日を集中して取り組んでいけば」(牧野主将)、勝機は見えてくる。
●アメフット交流戦神戸大-九大(5月25日・西宮球技場)
神戸大 7 20 0 6=33
九 大 0 0 0 0=0
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