国大協が総会を開催 地方大学長らが懸念

 国立大学協会が6月11日、12日に東京で総会を開催。国大協は文科省の方針を4月に受け入れたが、今回の総会では地方大学の学長から法人化への懸念を訴える意見が相次いだ。【6月18日 神戸大学NEWS NET=UNN】

 福井大の児嶋真平学長は、大学の実績を評価する評価委員会の在り方に注文をつけた。また鹿児島大の田中弘允学長は、地方国立大の地域での重要性を訴え、文科省の方針は人をけ落とす市場原理だとし懸念を示した。さらに宇都宮大の田原博人学長は地方の国立大学でない「大大学」が何をやっても有利になってしまうと苦言を呈した。

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