アメフットの東西学生オールスターが対戦する第48回阪急西宮ボウルが6月29日、西宮スタジアムで行われた。関西学生はラン攻撃を中心に関東学生を攻め立て、23-7で勝利を収めた。【6月29日 神戸大学NEWS NET=UNN】
関西学生は開始直後のキックオフリターンでRB坂東(神戸大)が39ヤードのビッグリターンを見せる。自陣45ヤードからと絶好のフィールドポジションで攻撃を開始したが、QB尾崎のパス失敗などで得点には至らない。逆に直後のシリーズ、関東学生に70ヤードのTDパスを通され、先制を許してしまう。しかし、関西学生もラン攻撃を中心にゴール前まで迫り、第1Q6分にはQB高田のスクランブルで同点に追いついた。
第3Qには前半から活躍を見せたRB杉田の25ヤードTDランなどで、関東学生を突き放した関西学生。結局、23-7で勝利を収め、対戦成績を22勝25敗1分とした。
「楽しかった」。神戸大から選出されたRB坂東、LB岩田、OL藤原は口々にそう話した。「和気あいあいとしていて、敵同士という感じではなかった」(坂東)という。それでも、「基本をきっちりこなしている」(坂東)、「プレーの理解の早さが違う」(岩田)とオールスターの練習に参加して、そのレベルの高さを肌で感じた様子だった。
秋リーグにはライバルとして再会する各チームの選手たちについて「勝てない相手ではないですよ」と話す坂東。「フィジカル的には負けていない」と話す岩田、藤原とともに、レイバンズの中核として活躍してくれるはずだ。
●第48回阪急西宮ボウル(6月29日・西宮スタジアム)
関西学生オールスター 7 3 13 0=23
関東学生オールスター 7 0 0 0=7
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