神戸大混声合唱団エルデ、奈女大音学部、大市大合唱団フリーデの三団によるジョイントコンサート「地球への讃歌」が7月6日に、吹田市文化会館で行われ、1400席の客席がほぼ埋め尽くされた。【7月6日 神戸大学NEWS NET=UNN】
コンサートの幕開けは各大学のエール交換、続いて各団体の個別のステージが行われた。
神戸大のステージでは、谷川俊太郎作詞「地平線のかなたへ」の5曲集を合唱。「ハーモニーだけでなく、言葉を重視して伝えたかった」と部長の高畑雄介(工・3年)さんが話すように、曲集に込められた希望と葛藤が歌声とともに伝わってきた。
最後の三団合同ステージでは7つの章からなる「土の歌」が演奏された。学生たちは全員GパンにTシャツとラフな服装で舞台の数か所から登場。合同での練習は、回数が少なかったため、コミュニケーションをとるのが難しいかったという。
本番ではその苦労も実り、きれいな一つのハーモニーが生まれていた。また、曲のイメージに合わせて照明の色を変えるなど、耳からだけではなく、目からも観客を魅了させた。
アンコールでは翌日7日の七夕にちなみ、ミラーボールを回して星に見立て「きらきら星」、「天の川」などを合唱。ピアノ演奏の「天の川」をBGMに退場し、大きな拍手に包まれ幕を閉じた。
「また次の演奏会に足を運んでもらえたらうれしい」と満足な表情の高畑さん。次回のエルデの演奏会は11月29日、同会館で行われる。
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