文部科学省は7月30日、「21世紀COEプログラム」(旧称トップ30大学構想)について、本年度の対象5分野に対して163の国公私大から計464件の申請があったと発表した。【7月31日 神戸大学NEWS NET=UNN】?
COEは、先駆的な研究をする大学に予算を重点配分する計画。文科省は大学名や申請内容などは公表していないが、1大学で10件以上申請したところもあったという。
申請したのは国立大76大学、公立大21大学、私大66大学。申請資格は原則として博士課程を置く大学に限られ、国立大84大学、公立大39大学、私大254大学。国立大では、このうち約90%が申請したことになる。
分野別では「学際、複合、新領域」が113件で最多、次いで「生命科学」が112件、「化学、材料科学」82件、「人文科学」79件、「情報、電気、電子」78件の順だった。
有識者らで構成する同プログラム委員会が2か月間審査し、9月末ごろまでに各分野ごとに20件前後の研究を選定する。選考過程は非公開。1件につき、原則5年間にわたって年1億円から5億円が支給される。来年度は「医学系」「社会科学」など、別の5分野を対象に選定される。
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