第13回関西学生ラクロスリーグ男子1部の神戸大-甲南大が8月11日、服部緑地公園補助競技場で行われた。神戸大は苦戦しつつも8-5で甲南大を下し、リーグ初戦を白星で飾った。【8月15日 UNN】
この試合がリーグ5連覇に向けての初戦となる神戸大。試合序盤から積極的に敵陣に攻め込みゴールを狙うが、筒井主将が「いいシュートが出なかった」と言うとおり決定力を欠く。MF宮本を中心に積極的な攻撃を見せる甲南大を相手に一進一退の状況が続き、前半を終えて3-3の同点。
後半に入り、前半のシュート狙いの直線的な攻撃からパスワークでの攻めに切り替えた神戸大は第3Q前半にAT竺、MF服部が得点を重ねてリードを奪う。しかし、甲南大も遅れをとらず、第4Q3分までに2点を挙げて再び同点に。その後も攻めつ守りつの攻防が続いたが、終盤にAT京田、AT近藤がチャンスボールをしっかり決め、神戸大は8-5で甲南大を下した。
いよいよ始まったリーグ初戦、神戸大はラクロス日本代表に選ばれたMF服部や豪州ラクロス留学帰りのMF筒井らタレントをそろえて臨み、筒井主将も「不安はなかった」というが思わぬ苦戦を強いられた。谷所ヘッドコーチは「初戦は去年も苦労した。リーグ中盤に向けて調子を上げていきます」と気を引き締める。
また、昨年リーグ4連覇を果たした神戸大。今リーグでの5連覇は当然の目標としてある。「5連覇はもちろんだけど、その先、全国レベルでは社会人と当たる。これまではそこで勝てていない」と筒井主将。全国レベルで通用するチーム作りについて、「パスだけでフリーの状態を作るという、留学で得た経験を生かせれば」と意欲をのぞかせた。
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