投打かみ合い完勝 近畿学生野球

 近畿学生野球秋季リーグ第1節2回戦、神戸大-大教大が9月1日、南港中央野球場で行なわれた。神戸大は先発・塚本が大教大打線を4安打1点に抑え込み、5-1で完勝。開幕戦の雪辱を果たした。【9月1日 神戸大学NEWS NET=UNN】

 神戸大先発・塚本は打たせて取るピッチングで、大教大打線を5回までノーヒットに抑える好投を見せる。また、打線も3回表に8番和田の四球を足がかりに二死二塁のチャンスを作ると2番平井が中前適時打を放ち、1点を先制した。
 6回裏には塚本が捕まり、スクイズで同点とされるが、その直後の7回表に代打井上の中前2点適時打で突き放す。8、9回にも1点ずつを追加した神戸大が終始流れをつかみ、5-1で大教大に完勝した。

 昨日の開幕戦では大教大先発・松尾に完全に抑え込まれ、流れを引き寄せることが全くできなかった神戸大。しかし、今日の試合では、先制した後も、同点とされた直後に突き放すなど柳川主将が「昨日と逆のパターンで試合ができた」と話す通り、終始流れをつかんだ完勝だった。
 また、この試合で目立ったのは先発塚本が「今日は100点」と評した守備陣。一回表にはセカンド大橋が中前に抜けようかという当たりを好フィールディングで処理、二回には三塁線への鋭い当たりをサード中川が好捕するなど塚本をもり立てた。
 今日の勝利で対戦成績を1勝1敗とした神戸大。しかし、まだ勝ち点を獲得した訳ではない。柳川主将は「あさって(3日の3回戦)、勝たないと意味がない」と厳しい顔で話す。開幕第1節で勝ち点を獲得できるかどうかは、「おそらく先発してくる松尾をいかに打つか」(柳川主将)にかかっている。

●近畿学生野球秋季リーグ第1節2回戦(9月1日・南港中央野球場)

阪南大 000 020 000=2
阪 大 000 000 000=0
【阪南大】○高尾、谷垣、大木-高橋
【阪大】●松岡、松村、和田-重歳

神戸大 001 000 211=5
大教大 000 001 000=1
【神戸大】○塚本、平山-和田
【大教大】渡辺、●水谷、紙原、山下-井田、田中

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