関西学生サッカー2部Bブロックの開幕戦、神戸大-阪大が9月8日、奈産大グラウンドで行われた。神戸大は序盤に先制されるも徐々にペースを上げていき、1-1で引き分けた。【9月8日 神戸大学NEWS NET=UNN】
神戸大は序盤、開幕戦ゆえの緊張からか動きが固い。一進一退の攻防が続くなか、先制したのは阪大だった。前半12分、左サイドからゴール前に蹴り込まれたボールにGK中村が飛び出すが、詰めていた阪大MF宮越にループシュートでゴールを割られる。
後半に入って調子を上げてきた神戸大は、敵陣でのプレイ時間で阪大を上回る。FKなどのチャンスを再三得るが、ゴールポスト内にシュートが入らず決定打が出ない。このまま試合終了かと思われた後半43分、右サイドからMF倉家が上げたセンタリングをFW上高がゴールに押し込み、執念で同点へ。その後も最後まで攻めるが逆転はならず、辛くも引き分けた。
春季リーグでは惜しくも1部昇格を逃した神戸大。今季もその目標を掲げている神戸大にとっては少々苦いスタートになった。
ロングパスを多用する試合展開に「とりあえず跳ね返しとけばいいという考えが失点につながった」と青山監督は厳しい表情。また、「追いつけるボールを見逃すなど、攻撃に思いきりが足りなかった」とも指摘する。
ただ、栗田主将は「最後に追いつけたので次につながる」と士気は下げない。次の試合は9月15日の大経法大戦。春でもチームの合言葉になっていた「もう1点多く取れるサッカー」でまずは勝ち星、さらにはリーグ優勝を狙う。
●関西学生サッカー(9月8日・奈産大グラウンド)
▽2部Bブロック
神戸大 1 0-1 1 阪大
1-0
【神戸大】上高
【阪 大】宮越
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