惜敗で勝ち点落とす 近畿学生野球

 近畿学生野球秋季リーグの第2節3回戦、神戸大-大市大が9月9日、舞洲ベースボールスタジアムで行われた。打線が振るわなかった神戸大は1-2で惜敗し、勝ち点を落とした。【9月9日 神戸大学NEWS NET=UNN】

 神戸大先発・塚本は、序盤から得意の「打たせて取る」投球で相手打線を抑える。三回を終えて投球数は28球と出だしは快調。しかし四回表、大市大3番南裏の中前安打を皮切りに、立て続けに5者連続で外野へ球を運ばれ、2点を先取される。その後は追加点を許さなかったが、結局この失点が決勝点となる。
 一方、神戸大打線は大市大先発・五十嵐の緩急を使い分けた投球の前にタイミングをずらされ、打線がつながらない。六回に2番大橋が2盗塁を決めて得点に結びつけるが、その後が続かない。最終回にも二死二三塁のチャンスを得るが、最終バッターの三枝が三振に打ち取られ、1-2でゲームセットとなった。

 今回の敗北で、リーグでの勝ち点を1つ落としてしまった神戸大。試合終了の瞬間、選手たちは肩を落とした。高田監督は「(両校の)実力は伯仲していた。走塁やバントでミスが出たのが敗因」と厳しい表情で振り返った。
 ただ、内容を見ると安打数は両校ともに8本と並んでいる。柳川主将は「四回は運が悪かっただけ。塚本はよく抑えた」と淡々と語る。
 次の対戦校は春季リーグ2位の強豪・阪南大。柳川主将は「勝ち点を落としたのは痛いが、ここであきらめるのはナンセンス」と前向きに構える。「これまでの練習の成果を無駄にはしない」と気を引き締めた。

●近畿学生野球リーグ(9月9日・舞洲ベースボールスタジアム)
▽第2節3回戦
大市大 000 200 000=2
神戸大 000 001 000=1
【大市大】○五十嵐-南裏
【神戸大】●塚本-和田

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