関西学生男子ラクロスリーグの神戸大-京大が9月22日、浜寺公園第1球技広場で行われた。ここまで全勝校同士の対決は、神戸大が京大の堅守を崩せず、3-6で初黒星を喫した。【9月22日 神戸大学NEWS NET=UNN】
リーグ戦開幕から4連勝の神戸大は、同じく4戦全勝の京大と対戦した。
第1Q、京大の堅守の前に攻めあぐねる神戸大は、逆にキープ力のある相手MF田尻らに攻め込まれ、大量4失点。神戸大も、速いパスや1オン1の強さを頼りに敵陣にボールを持ち込むが、京大のゾーンディフェンスを崩せず、決定機を作れない。
第2QではMF筒井がロングシュートを決めるが、その後が続かず、流れを奪い返せない。追加の失点は抑えたものの、逆転はならず、3-6でリーグ全勝の夢を絶たれた。
フェイスオフの奪取数は11-2、グランドボールの処理数は26-19、シュート本数は48-30と、数字の上で神戸大は京大を圧倒した。
「個人の技ではうちの方が上だったが、相手の守備にキーマンを抑えられた」と谷所ヘッドコーチ。筒井主将も「チームオフェンスは今までで一番出来なかった」とにがい顔。京大の組織プレーに、神戸大自慢の疾風ラクロスが封じられた。
全勝中の神戸大としては手痛い一敗だが、次の関学戦(10月13日)を制せばファイナル3(リーグ戦上位3チームによる決勝トーナメント)出場へ一気に道が開ける。
「どんな形でも点をとる」(筒井主将)、「今の神戸大には勝利欲が欠けている。必死にならんと勝てん」(谷所ヘッドコーチ)と気を引き締め、京大にもファイナル3での雪辱を誓う。
●関西学生男子ラクロス1部リーグ(9月22日・浜寺公園第1球技広場)
神戸大 0 2 0 1=3
京 大 4 1 1 0=6
【神戸大】筒井3
【京 大】大和田2、谷口2、田尻、村上
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