9月21日午前に六甲台グラウンドにある硬式テニス部の部室から、同部員の財布が盗まれていたことがわかった。また22日午前0時15分頃に、学内を巡回中の警備員が同グラウンド東の課外活動施設付近で不審な行動をしている若者を目撃、警備員が声をかけると若者は逃げていった。14日にもラグビー部の部室に置いていた財布から現金が抜き取られており、課外活動施設付近で盗難が相次いでいる。【9月30日 神戸大学NEWS NET=UNN】
21日午前、硬式テニス部の部員らが練習を終え部室に戻ると、男子部員の財布がなくなっていた。同部員はすぐに警察に届けを出し、その調べで神戸オリエンタルホテル付近のごみ箱から中身がからの財布が発見された。同部では5月にも財布から現金約5000円が抜き取られる被害に遭っている。またラグビー部でも14日、部室に置いていた財布から現金が盗まれた。22日には同部の部室内にあるロッカーの鍵が壊されていた。これらの盗難事件はいずれも練習中に発生している。両部とも練習場所がすぐ横にあること、練習中も部員が出入りすることから、練習中は部室の鍵を開けたままにしているという。 また22日0時15分頃に、学内を巡回中の警備員が課外施設南側の部室から若い男が出てくるのを目撃、声をかけるとその男は逃走した。男は色白で細型、年齢は19歳ぐらい、身長165センチ程度で黒の帽子をかぶり黒のシャツを着ていたという。男が目撃された付近にはESSとニュースネット委員会の部室があるが、ESSでは被害は確認されず、ニュースネット委員会の部室はドアの格子部分が壊されたり内部を荒らされた形跡はあるものの、盗難の被害はなかった。またこの警備員は同施設に向かう途中、別の若い男性が不審な行動をしているのを目撃しており、二人組での犯行の可能性が強いとしている。 大学側は一日に数回、学内を警備員に巡回させるなどで対応しているが、課外活動施設での盗難はたびたび起こっている。学務課は「キャンパス内は学外の人物も自由に出入りでき、警備にも限界がある。貴重品の管理や鍵の施錠は、各課外活動団体が充分に注意をしてほしい」と話している。
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