関西学生アメフットリーグ神戸大-同大が10月27日、西京極陸上競技場で行われた。神戸大は攻守に同大を圧倒。28-0で完封勝ちを収め、通算成績を2勝3敗とした。【10月27日 神戸大学NEWS NET=UNN】
神戸大はファーストシリーズからエンジン全開。QB江端のオプションキープ、RB上原のランプレーなどで敵陣ゴール前まで攻め込むと、最後はRB大崎が4ヤードを走りきり先制のTDを奪う。直後の同大の攻撃シリーズではDB吉村が同大QB水野のパスをインターセプト。得点にこそつながらないが、チームを大いに盛り上げた。
第2Qに1つ、第4Qに2つのTDを奪った神戸大は、守備でもDB吉村の3つのインターセプト、DB松田のファンブルリカバー、LB岩田のQBサックなどで同大を圧倒。結局、同大に得点を与えることなく、28-0の完封勝ちで今リーグ2勝目をあげた。
前節の関学戦で2本のインターセプトを決め、強烈なインパクトを与えたDB吉村が今日も大活躍を見せた。同大のファーストシリーズでロングパスをもぎ取ると、第2Qにはゴール前7ヤードでのピンチを救うインターセプト。第3Qには相手レシーバーがはじいたボールに反応。1試合に3本のインターセプトという離れ業をやってのけた。
矢野ヘッドコーチが「今日は(同大のパスを)読んでたね。今は乗りに乗っている」と手放しでほめれば、吉村本人も「前の関学戦で自信がついた。今日もいけるんじゃないかなとは感じていた」と好調をアピール。今節終了時点でインターセプション部門のリーグトップに躍り出たが「チームの勝利が先、自分の記録はその次についてくればいい」とその姿勢はあくまでも謙虚だ。
今リーグも残すところ2試合。矢野ヘッドコーチは「2戦とも必ず勝って、4位を目指す」と言い切った。1993年以来の勝ち越しへ。レイバンズの挑戦は、まだ終わらない。
●関西学生アメフットリーグ(10月27日・西京極陸上競技場)
神戸大 7 7 0 14=28
同 大 0 0 0 0=0
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。