関西学生女子ラクロス2部順位決定戦が11月10日、浜寺公園第1球技広場で行われた。神戸大(2部B2位)は桃山大(2部A2位)と対戦。9-5で勝利を収め、11月16日の大谷女大(1部6位)との入替戦へと駒を進めた。【11月10日 神戸大学NEWS NET=UNN】
前半6分、神戸大はゴール前でフリーシュートのチャンスを得るとAT岸が落ち着いてこれを決め、1点を先制する。さらに13分にも1点を追加し神戸大ペースになるかと思われたが、その後は一進一退の攻防。AT田中のフリーシュートで1点を奪うも、その後は立て続けに2点を奪われ前半を3-3の同点で折り返した。
しかし、後半に入ると神戸大が完全に流れをつかむ。6分、10分、11分と連続得点。その後もさらに3点を追加し、後半だけで6点を奪った。守備陣も桃山大を2点に抑え込み、終わってみれば9-5の快勝。2部リーグ3位の座を獲得し、11月16日の1部6位大谷女大との入替戦へと駒を進めた。
「これまでの試合ではなかなか先手が取れなかった」と神戸大・田中主将はリーグ戦を振り返った。しかし、この試合では違った。前半開始早々の桃山大の猛攻をしのぐと、ゴール前でのフリーシュートのワンチャンスを先制点に結びつける。
さらに、同点で始まった後半。「もう一回、試合が始まると思って臨んだ。また先制しようと話していた」と田中主将が話す通り、6分には田中主将自らが、AT岡のゴール裏からのパスを受け2度目の先制点を挙げた。その後はそのまま勢いに乗り、桃山大を圧倒。快勝で2部リーグ3位の座を獲得した。
昨年のリーグ戦では1部8位。2部への自動降格の屈辱を味わった神戸大。しかし、今日の勝利で再び1部への挑戦権を得た。「ここまで来たら、絶対勝って1部に上がる」と田中主将は意欲十分だ。神戸大疾風ラクロスはもう止まらない。
●関西学生女子ラクロス2部順位決定戦(11月10日・浜寺公園第1球技広場)
神戸大(2部B2位) 9 3-3 5 桃山学大(2部A2位)
6-2
【神戸大】田中4、岸2、山口2、岡
【桃山学大】山口3、池原2
(神戸大は11月16日の大谷女大(1部6位)との入替戦へ。桃山学大は2部残留)
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