ラクロス全日本選手権大会の1回戦が12月7日、舞洲公園球技場で行われた。男子で神戸大は信州大と対戦し、序盤にリードされたものの、9-3で逆転勝利。8日の準決勝進出を決めた。【12月7日 神戸大学NEWS NET=UNN】
11月24日の関西学生リーグファイナル3で5年連続6度目の優勝を果たした神戸大。しかし、ラクロス日本一を決める全日本選手権大会ではこれまで頂点を極めていない。関西5連覇を示す5つの星のマークをヘルメットに付けた選手たちは、悲願の日本一に向け、信州大との1回戦に臨んだ。
試合は雨空の下で開始。序盤、神戸大はパス回しからリズムをつかもうとするが、信州大のゾーンディフェンスを崩しきれない。逆にランやパスで守備の隙を突かれて先制され、0-2で1Qを終える。
しかし、ここからエンジンに火がついた神戸大。個人の1on1からチャンスをつかみ、スピードラクロスで攻めあげる。2Q2分にMF古賀が右サイドからのミドルシュートを決めると、6分にMF野村が追加点を挙げて波に乗る。その後も、フェイスオフなどで主導権を握り続けた神戸大が信州大に反撃の隙を与えず、9-3で逆転勝利を収めた。
「今日の出来は100点中2点」。大差での勝利にもかかわらず、谷所ヘッドコーチは渋い顔。「(選手たちには)絶対先制点取れ、と言っていた。格下相手への油断があったんじゃないか」と振り返る。
それでも、この勝利で準決勝進出の権利を勝ち取った神戸大。次の相手は全日本選手権大会3連覇中のクラブチームで、昨年の同選手権決勝で神戸大が大敗を喫したVALENTIA。筒井主将は「間違いなく日本最強のチーム」と認めたうえで、「簡単に勝つなんて言えないけど、自分らのやってきたことを出し切ってぶつかりたい」と挑戦者としての構えを見せた。
●第13回ラクロス全日本選手権大会男子1回戦(12月7日・舞洲公園球技場)
神戸大 0 2 2 5=9
信州大 2 0 0 1=3
【神戸大】服部2、江、藤井、野村、筒井、中村、京田、古賀
【信州大】大道、冨田、山沢
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