市と連携の経営講座 経営学部が参加

 神戸新聞によると、神戸市が神戸大経営学部の教授を講師とする初の「技術経営(MOT)講座」を開講する考えを12月24日に示した。中小企業の技術者を対象に、来年6月を予定中。【12月27日 UNN】

 同講座の狙いは、商品開発や新分野への事業進出などの支援を目的とした、技術と経営の双方に通じた人材の育成。今年7月に神戸市長の諮問を受けて発足した「神戸ブレインセンター(知識創造機能)」研究会(座長・加護野忠男神戸大教授)が、同日発表した提言で講座の開催を要請した。同市は神戸大経営学部と連携して参加者を募るなど、具体化を進める。  同講座では企業の技術者が経営ノウハウを学ぶほか、技術者間の交流により、新しい事業アイデアなどを討議していく。  京都府などは同様の講座をすでに今秋から実施している。

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