大学入試センター試験が1月18日から2日間、全国で行なわれた。18日は、神戸大の会場でも11の試験場で約5000人が試験に臨み、本格的な受験シーズンに突入した。【1月18日 神戸大学NEWS NET=UNN】
18日朝の神戸大キャンパスは、白い息を吐きながら開始を待つ受験生らであふれた。友人同士で談笑したり、参考書を読み返したりと思い思いに過ごしていた受験生も、試験場に入ると雰囲気は一変。試験直前の張り詰めた緊張感に、会場は独特の沈黙に包まれていた。
今年のセンター試験の志願者数は60万2887人と、過去最高。私大のセンター利用や受験生の国公立大志向などが影響し、2000年以降4年連続で増加している。また、大半の国立大で、次回04年度の入試からセンター試験の受験科目数を増やため、少ない科目数で国立大を受験できるのは、今年までとなる。
例年以上に厳しい条件が付いた今回のセンター試験。1日目の試験を終えた受験生達は、足早に会場を後にしていた。神戸市の男子受験生は「得意の数学で予想外の問題が出て難しかった。明日(19日)の国語で巻き返す」と淡々と話した。
また、豊岡から受験生の娘を連れてきた父親は「(実家から遠いので)環境が変わるし、不利かも。会場の外からパワーを送っていた」と、外野からの応援も必死。子も親も落ち着かない受験シーズンが今年も始まった。
平均点の中間発表は1月22日、最終発表は2月6日の予定。国立大の2次試験出願は1月27日から2月5日まで。
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