近畿学生野球春季リーグ戦第1節の神戸大-大教大が4月6日、舞洲球場で行われ、攻守で圧倒した神戸大が7-0でコールド勝ち。開幕戦を理想的な白星で飾った。【4月6日 神戸大学NEWS NET=UNN】
神戸大先発・塚本は立ち上がりから得意の「打たせて取る」投球で好調。失策から出塁される場面もあったが、7つの三振を奪うなど、失点を許さない好投を見せた。
一方の打線も、一度リズムをつかむと次々に長打を量産。昨季は苦しめられた大教大・松尾の投球を崩し、失策や四球を誘って得点を重ねた。二回無死から4番田端が二塁打で出塁し、一死三塁からの6番丸山のスクイズで生還。五回にも相手のミスで走者を溜め、田端が放った走者一掃の二塁適時打などで一挙に4点を奪った。
その後も7回一死一塁から2の番三枝の三塁打などで追加点を挙げ、大教大を寄せ付けず、7-0で7回コールド勝ち。幸先の良い開幕勝利を収めた。
「今日の試合の流れは理想的」。いつも辛口の高田監督も、この日の試合内容には満足した様子。粘り強く失点を許さなかった守備と、打線の爆発を評価した。
柳川主将も「(今年の打線は)調子に乗れれば破壊力ある」と笑顔。しかし、リーグ戦の展望には「一勝の大きさはみんな分かってますから」と固い表情ものぞかせた。昨年、一勝がものをいう僅差でリーグ優勝に届かなかった経験から、楽観することはない。「(今日の試合でも)締めるところはまだある」と、華々しい開幕勝利にも気を抜かない構えだ。
●近畿学生野球春季リーグ第1節1回戦(4月6日・舞洲球場)
大市大 000 000 000=0
奈産大 000 000 21X=3
【大市大】●五十嵐-増田
【奈産大】○大島-山下
神戸大 010 040 2=7
大教大 000 000 0=0
(規定により7回コールド)
【神戸大】○塚本-田端
【大教大】●松尾-田中
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