放送委員会(KUBC)の第4回番組発表会が4月19日、六甲台講堂で開催された。ラジオドラマやドキュメンタリーなど13作品が披露され、約70人の観客がくつろぎながら作品を楽しんでいた。【4月19日 神戸大学NEWS NET=UNN】
今回の発表会のテーマは「幸せてんこもり」。森信二郎委員長が「いろいろなジャンルの作品を幅広くそろえた」と言うとおり、日常生活に題材をとったコメディからアナウンサーによる生朗読、架空のファンタジーまで様々な作品が放送された。観客のなかには、ラジオドラマに目を閉じて聞き入る姿もみられ、3時間の長丁場にもくつろいだ様子だった。 「踊る第消化腺」と題した作品は、放送委員会のある部員の大食漢ぶりを追跡するというコメディタッチのビデオドキュメンタリー。主人公の女性が友人宅の食料を食い尽くす設定で、あわてる友人の姿に開場からは笑いが漏れていた。
また、ラジオドラマと映像ドラマの2部構成で疲労された「Crimson Reminiscnce ~紅い記憶~」は吸血鬼が登場する架空の作品。中世編と現代編に分け、人々に疎まれる吸血鬼が信頼できる人間とめぐり合う物語を描いた。
「効果音の使い方など、細かいところが凝っていた」と話すのは、観客で訪れていた京大放送委員会の江口健二郎さん(京大・3年)。森委員長も「妥協せずに作ったから、どの作品も仕上がりが良かった。ラジオとドラマのコラボレーションなど新しい試みもできた」と満足げだった。
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