リクルートワークス研究所は4月24日、2004年春卒業予定の大学生・大学院生を対象とする民間企業の求人倍率が1・35倍になったと発表した。【4月24日 UNN】
業績好調な企業や新規事業・店舗拡大を計画する企業が求人を増やし、前年の1・30倍に比べて2年ぶりの増加で1・35倍となった。ただ、合併や再編が進む金融業では求人数が減り、採用環境が厳しくなっており、学生の人気はより間口の広がった製造業へと移っている。
求人総数は58・4万人と前年と比べ、2・4万人増。学生の就職希望者は43・4万人と前年より0・3万人の微増だった。
業種別では、金融業の求人総数は前年比19%減の1・2万人で2年連続の2けた減だったが、製造業は同6・3%増の24・8万人と2年ぶりの増加となった。
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