近畿学生野球春季リーグ第3節2回戦、神戸大-大市大が4月26日、南港中央野球場で行われた。打線が爆発した神戸大は大量19点を奪い、7回コールド勝ち。今季初の勝ち点を獲得した。【4月26日 神戸大学NEWS NET=UNN】
初回、神戸大は2つの四球と安打で二死満塁のチャンスを作る。続く6番平井の敵失の間に、あっさりと2点を先制する。さらに7番永田の右翼線適時二塁打で2点を追加し大市大を突き放す。3回には打者12人を送り込み、一挙7点。その後も攻撃の手をゆるめることなく、7回までに大量19得点を積み上げた。
一方、神戸大先発・横田は四球でピンチを作りながらも要所要所を締めるピッチングで五回を1失点で切り抜ける。後を継いだ小林、宮原もなんとか大市大打線を抑え、19-2のコールド勝ち。2連勝で勝ち点を獲得した。
大市大の名原、鳥垣、西堀の3投手から13安打10四球8盗塁19得点。これまでの不振を振りはらうかのように打線が爆発した神戸大。完全に見えた試合運びにも柳川主将は「全ては流れの中でのこと。1-0の様な試合で出せたのなら別として、打線に関してはそんなに楽観はできない」。
それ以上に気になるのが投手陣だという。2失点に抑えたとはいえ、横田、小林、宮原の3投手で7安打7四球。大量点を奪っただけに「完勝したかった。後味が悪い」と柳川主将。
神戸大は、この日の勝利でようやく勝ち点1を獲得した。柳川主将は「やっと1点。残り3つ(大教大、和歌山大、阪南大)を全て取って、最後の結果を待ちたい」と悲願の優勝に向け意気込みを見せている。
●近畿学生野球春季リーグ第3節2回戦(4月26日・南港中央野球場)
神戸大 407 035 0=19
大市大 001 001 0=2
(7回コールド)
【神戸大】○横田、小林、宮原-久米
【大市大】●名原、鳥垣、西堀-増田
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