ラクロスのプレミアリーグ予選が4月29日、舞洲スポーツ広場で行われ、神戸大は初戦・大産大戦を3-2で、準決勝・東北大戦を9-6で破り、6月14日の決勝へ駒を進めた。【4月29日 神戸大学NEWS NET=UNN】
今回の予選リーグの1回戦・準々決勝は前後半制で行われた。初戦の相手は関西リーグでは格下の大産大だったが、「足が動けてなかった」(京田主将)という攻撃ではパスやシュートでミスが相次ぎ、思い通りに得点を重ねられない。逆に相手オフェンスの強引な攻めに苦しめられるが、G楢原を中心にディフェンスが踏ん張り、3-2で辛勝。東北地区の雄・東北大との準決勝に進出した。
準決勝の東北大戦では一転して、攻撃的な神戸大オフェンスが復活。序盤からMF服部、野村らを中心に遠、近距離からの多彩なシュートを放ち、第1Qだけで5得点。
その後、個人突破で強さを見せた東北大オフェンスに追い上げられるも、攻守の切り替えで一歩先を行く神戸大は主導権を離さない。第4Q終盤にAT京田が左サイドから角度の無いミドルシュートを決めると、粘る東北大を9-6で振り切った。
「今年の前半戦の山場」(筒井ヘッドコーチ)と捉えていた準決勝では、現在のチーム目標である、切り替えの速いラクロスが実践できた。京田主将は「今年のこれまでの試合で一番いい形」と満足げ。
また、ルール改変でファールが多い試合が目立ったことに、「もともとオフェンス有利のスポーツがさらに攻撃重要になった。守って勝つのは難しい」と筒井ヘッドコーチ。その点、今日の神戸大はMF服部、AT京田を中心に、AT野村、近藤らの活躍が目を引いた。
決勝の相手は関西での宿敵・関学を準決勝で下した東海大(6月14日・長居球技場)。持ち前の疾風ラクロスで、関東の強豪を破れるか。
●ラクロス・プレミアリーグ予選(4月29日・舞洲スポーツ広場)
▽準々決勝
神戸大 3 1-0 2 大産大
2-2
▽準決勝
神戸大 5 1 2 1=9
東北大 1 2 2 1=6
※神戸大・男子の試合分のみ記録
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