アメフット関西学生大会、神戸大-同大が5月17日、長居球技場で行われた。神戸大は0-21で完敗。この春唯一のリーグ1部校との試合を落とし、秋に向け不安の残る結果となった。【5月17日 神戸大学NEWS NET=UNN】
先に攻め込んだのは神戸大。この日が初スターターとなるQB村上のキーププレーやRB上手のランプレーなどでファーストダウンを更新していく。しかし、次のシリーズで今日初めて投げたパスを同大DB関根にインターセプトされてしまう。一気にゴール前まで攻め込まれると、最後は同大RB長谷川に1ヤードを走りきられ先制のTDを奪われた。
その後は完全に同大ペースとなる。守備の健闘で同大の攻撃をなんとかパントに抑え込んでも、攻撃が完全に沈黙。リズムを悪くすると、その流れは守備にまで影響する。結局2TDを追加され、0-21の完封負けを喫した。
神戸大はQB江端、RB大崎など攻撃陣のエースクラスをけがで欠き、バック陣は経験の少ない若手中心の布陣で臨んだ。しかし、矢野ヘッドコーチは「OLにけが人はほとんどいない。ラインさえしっかりしていれば、ランは出るはず」と手厳しい。
また、格下の横国大に37点を奪われた前試合に比べれば、光が見えてきたかに思えた守備陣に関しても岩田主将は「今回(同大戦)に向けては、きっちりとしたスカウティングを行ってきた。その結果が出ただけで良くなったわけではない」と厳しい姿勢を崩さない。
「チームのレベルがまだまだ低い。気持ちの面から大きく変えないといけない」と岩田主将。今春唯一のリーグ戦1部校との対戦となった同大戦に完敗し、レイバンズには秋に向け不安のみが残った。
●アメフット関西学生大会(5月17日・長居球技場)
同 大 7 7 0 7=21
神戸大 0 0 0 0=0
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