近畿学生野球春季第5節、神戸大-阪南大の2回戦が5月23日、南港中央野球場で行なわれた。神戸大は7-2で敗れ、勝ち点獲得はならず。最終順位は4位に終わった。【5月23日 UNN】
神戸大先発・横田はぴりっとしない。1-1で迎えた三回に、水鳥の左前適時打などで2点を追加されると、四回には二死一塁から広川善に左越適時三塁打を打たれ、4失点。横田はこの回でマウンドを降りた。続いてマウンドに上がった始澤も阪南大を止めることができず、3点を追加されてしまう。
逆に神戸大は阪南大の細かい継投の前に反撃の糸口をつかむことができない。四回以降は2安打に抑え込まれ7-2で完敗。5勝7敗勝ち点2の4位で今リーグを終えた。
「完全優勝」を目標に今リーグを戦った神戸大だが、結果は4位。リーグ戦を通して不調だった打線は、今日の試合でも3安打2得点と最後まで復調せず。柳川主将も「前の代から投手、守備がしっかりしてきていただけに・・・」と唇をかんだ。
次は今春最後の試合となる神京戦(6月14日)。柳川主将にとっては、主将として出場する最後の試合になる。「1年間、精一杯やってきたが、結果が出せず悔しい。この1年を自分の中で反省して後輩に伝えたい。そして勝ちに行く」。有終の美を飾り、秋に向けて弾みをつけるため、負けられない試合となる。
●近畿学生野球春季第5節2回戦(5月23日・南港中央野球場)
阪南大 102 120 010=7
神戸大 011 000 000=2
【阪南大】勝本、○小園、金、谷垣-高田、池内
【神戸大】●横田、始澤-久米
▽最終順位
1位 奈産大
2位 阪南大
3位 大教大
4位 神戸大
5位 大市大
6位 和歌山大
▽表彰選手
ベストナイン
遊撃手 丸山耕一(神戸大)
▽放送優秀賞
神戸大
※表彰に関しては神戸大のみ掲載
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