神戸大に新ベンチャー 膠原病研究所を設立

 神戸大は6月11日、膠原病の治療情報の提供などを行うベンチャー企業「膠原病研究所」を6月9日に設立したと発表。同大学が設立したベンチャー企業としては10社目となる。【6月11日 UNN】

 発表によると、神戸大は、神戸市に同研究所を設立。資本金は1000万円で、膠原病研究で知られる神戸大医学部の塩沢俊一教授が副社長を務める。今秋より会員となる患者を募集する予定。関節リウマチの原因とされる遺伝子の検査に加え、治療情報の提供や治療薬の開発なども進めるという。初年度は遺伝子検査を中心に5000万円の売り上げを目指す。
 膠原病は、自己免疫異常で筋肉や関節などに炎症を起こす遺伝性の病気。  問い合わせは膠原病研究所(電話078-796-4543)まで。

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