野球の第30回神京戦が6月14日、京大吉田グラウンドで行われる。ここまでの対戦成績は神戸大の14勝14敗1分けと全くの五分。昨年は1-2と惜敗しているだけに雪辱が果たせるかに注目が集まる。【6月13日 神戸大学NEWS NET=UNN】
春季リーグ戦を5勝7敗勝ち点2の4位と不本意な成績で終えた神戸大。昨年の神京戦では11奪三振の平山の好投に報いることができず、1-2で惜敗している。今春も優勝の奈産大に0-2で敗れるなど打線が振るわず、先発2本柱のエース塚本、横田の好投を無にする試合が多かった。打線の復活が神京戦勝利への必須条件となるだろう。鍵を握るのは昨秋からクリンナップを務める田端と福本。長打力を持つ2人の活躍が見られれば、神戸大の勝利は近いものとなる。
また、先発が予想されるエース塚本は、今季も得意のスライダーを武器にリーグ戦を戦い抜いた。3勝5敗と不本意な成績だったが、優勝した奈産大打線を2点に抑え込むなど投球に衰えは見られない。
神京戦を最後に主将を引退する柳川主将。「この1年でやってきたことをぶつけたい。そして勝つ」と意気込みを見せている。
対する今年の京大は春季リーグ戦を全敗で終えた。しかし、所属する関西学生野球リーグは近大、立命など強豪ぞろいのリーグ。決して油断できる相手ではない。投手陣では昨年、四回を無得点に押さえ込まれたエース河村が健在。打線では2年生ながら関西学生野球リーグベストナインに選ばれた坂井が大きな成長を見せている
。また、今春から指揮を取る村井監督は1968年夏の甲子園で興国高(大阪)を率いて初出場初優勝を果たした名将だ。
30回目を迎えた神京戦。実力伯仲の両校の対戦は6月14日午後1時30分プレーボ-ル。
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