「原発震災」唱える石橋教授に中部電が反論

 神戸大の石橋克彦教授が、札幌市で7月7日に開かれた学会で、東海地震時の中部電力浜岡原発の危険性を指摘したことに対し中部電力は8日、反論文を同社のホームページに載せた。【7月10日 UNN】

 石橋教授は東海地震説の提唱者として知られており、地震災害とそれに伴う放射能漏れ事故で複合的に起きる「原発震災」は、日本にとって致命的であり、また全地球的災害となることを指摘。これに対し、中部電力は、浜岡原発の耐震安全性は国の安全審査で確認済みであり、「原発震災」は発生することはない、といった従来の主張で反論した。

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