心筋梗塞になるウサギ開発 医・塩見教授ら

 神戸大医学部の塩見雅志助教授らのグループが、ヒトと同じように心筋梗塞(こうそく)を自然発症するウサギを、世界で初めて交配によって開発。7月11日付米専門誌に発表した。【7月11日 UNN】

 研究グループによると、このウサギは、遺伝子操作でつくられた心臓病マウスに比べて、脂質代謝や動脈硬化の症状などがヒトに似ており、遺伝子治療や再生医療の研究、新薬の効果を確認するのに役立つと期待される。
 同グループは、すでに実験に使われていた高脂血症のウサギのうち、コレステロール値などから心筋梗塞(こうそく)になりやすい個体を選び、6年にわたって交配を繰り返した。その結果、ほぼ100%の確率で、心筋梗塞(こうそく)を発症したという。すでに特許を出願している。

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