神戸大の法学研究科は7月25日、来春新設する法科大学院(ロースクール)の法学既修者向けの入試問題の例題と解説をHPで公開した。来春、全国で一斉に開校予定の法科大学院のなかで初めての試み。【7月26日 神戸大学NEWS NET=UNN】
公開されたのは、法学既修者向けの筆記試験(法律科目試験)の例題。試験科目となる「憲法・行政法」、「民法」、「刑法」、「会社法」、「民事訴訟法」、「刑事訴訟法」のそれぞれについて、詳細な解説とともにHPで紹介されている。
例題では、「刑法」では具体的な殺人事件の経緯を想定して受験者に解釈させるなど、実際的なケースに対応した設問を用意。解説では解答のポイントを示し、どのような条文、学説や判例を重視するべきかを説明している。
神戸大法科大学院の来年度入試では、法学既修者、未修者とも、大学入試センターが実施する適性試験の結果を含む「書類選考」と、大学個別の「筆記試験」で合否が判定される。法学未修者の筆記試験は文章の読解力・分析力などを問う小論文試験。卒業に通常3年かかる未修者に比べて、2年での卒業が認められる法学既修者の筆記試験は、未修者の第1年次に開講される科目の期末試験程度の難易度が予定されている。
また、試験日は法学既修者入試が2月7日と8日、未修者入試が2月8日に決まった。東大、京大など主要国立大の法科大学院入試が1月25日前後に集中するとみられるため、これらの大学との複数受験も可能になる見通し。
このほか、社会人が合格した場合、仕事の引き継ぎなどのために1年間の休学を認める方針も示している。
法学部・法学研究科のホームページ→http://www.law.kobe-u.ac.jp/
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