日本三大祭りのひとつ、天神祭が7月25日に行われ、船渡御には神戸大のOBなどで作る神戸学術事業会が出船した奉拝船「神戸大学学友船」が参加した。【7月27日 神戸大学NEWS NET=UNN】
「神戸大学学友船」は北村新三副学長をはじめとした大学幹部や、凌霜クラブ主催の「留学生日本語作文コンクール」で最優秀賞、優秀賞を獲得した3人の留学生など総勢200人以上の乗船客を乗せ、午後6時に出航した。船上では中華料理人の程一彦さんの特製弁当が振舞われ、タレントの田渕岩夫さんによる進行、お笑い芸人の漫才などで盛り上がった。
しかし、メインはなんといっても大阪の夜空を彩る大輪の花火。船の真上で上がる迫力に「すごい、すごい」、「ほんまに真上で上がるんや」といった声が聞かれた。
準備期間が短かったこともあり、最後にはマイクの電源が落ちてしまうハプニングもあったが、学術事業会の段野治雄さんは「ほとんどのお客さんが『来年も乗るよ』と言ってくれた。来年もぜひ続けたい」と満面の笑み。
学術事業会によると今回の乗船客のうち卒業生などの神戸大関係者が5分の3、残りがその他の一般客だったという。段野さんが「大学と卒業生、その他のみんなをつなぐ場になれば」と話せば、北村副学長も「同窓生を核に1つにまとまるきっかけではないか」。船上で1つにまとまり、神船大との統合、独立行政法人化など大きな動きを乗り越えるためのきっかけにもなったようだ。
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