関西学生女子タッチフットボール秋季リーグの神戸大-関学が9月15日、聖和大グラウンドで行われた。後半から調子を上げた神戸大は、26-19で逆転勝ち。春季リーグの雪辱を果たした。【9月15日 神戸大学NEWS NET=UNN】
第1Q2分、神戸大は関学QB小林のランで先制される。関学の素早い展開のプレーに攻守の陣形を崩され、なかなか調子をつかめない。第2Qには、関学DB宮本にパスをインターセプトされ、次のシリーズで1TDを失ってしまう。QB岸田のロングパスで1TDを返すも、前半を終えて6-13。
しかし、第3Q開始直後にQB岸田がランでTD。ここから神戸大オフェンスが一気に息を吹き返す。ランで次々に陣地を稼ぐと、ランを警戒する関学のスキをついてパスも決まりはじめる。4Qにも2TDを挙げ、26-19で関学に逆転勝利した。
「今日は勝ててめっちゃ嬉しい」。試合後のミーティングで岸田主将が声を弾ませると、選手たちに笑いの輪が広がった。関学は春季リーグで苦杯をなめた相手。雪辱を果たすとともに前半戦の山場を超え、リーグ連覇へのはずみがついた。
「以前のうちだったら、(リードされると)そのままずるずるいってた」と今岡コーチ。後半の逆転劇には特に指事は飛ばさなかったというが、「持ち直したのは力が付いてきた証拠。岸田(QB)のほか、2年生の中原(G/DT)などもいい動きをしていた」と笑顔を浮かべた。
次は10月12日の京府大戦。岸田主将は「作りたいチームに近付いている。勝つことを考えていく」と自信を見せた。
●2003関西学生女子タッチフットボールリーグ(9月15日・聖和大グラウンド)
神戸大 0 6 7 13=26(2勝)
関学 6 7 6 0=19(1勝1敗)
聖和大 13 7 0 13=33(2勝)
京府大 0 0 0 6=6(2敗)
武庫女大 13 26 20 13=72(1勝1敗)
同大 0 0 0 0=0(2敗)
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