2敗目で決勝T遠のく 男子ラクロス京大戦

 関西学生ラクロスリーグ戦男子の神戸大-京大が9月27日、太陽が丘球技場で行われた。前半に大量リードを許した神戸大は8-12で敗れ、自力でのファイナル3(リーグ戦の上位3チームによる決勝トーナメント)出場はなくなった。【9月27日 神戸大学NEWS NET=UNN】

Photo 前半は京大にペースを握られた。神戸大は相手ポイントゲッターを集中的にマークするが、京大オフェンスの連携プレーに守備陣が崩される。開始3分に京大AT植田に先制点をねじ込まれると、第1Qは5失点。慎重にボールを運びながらチャンスをうかがう神戸大だが京大の堅守を破れず、前半を終えて2-8と先行される。
 第3Qに入って、オフェンス陣自慢の個人突破で反撃を図る神戸大。AT近藤、京田ら5連続得点を決め、一時は1点差まで追い上げる。しかし、フェイスオフやグラウンドボールで圧倒されると、攻撃の起点を作れず波に乗り切れない。相手の反則によるエキストラ(反則した選手が30秒~3分間退場した状態)のチャンスも生かしきれず、8-12で苦杯をなめた。

 まさかの敗北を喫した立命戦に続く、今季2つ目の黒星。試合終了の笛の後には、脱力する神戸大選手たちの姿がフィールドに残された。
 「(今回の黒星は)チーム内に響いている」。立命戦の敗北をもとに、チームを見つめなおしてきただけに、京田主将の言葉は沈んでいた。筒井ヘッドコーチは「後半に勝負と考えていたが、2Qまでで離されすぎた」と振り返る。
 今回の試合で京大がファイナル3出場を決定。神戸大は関学、立命とともに残る2枠を争うが、次の関学戦(10月11日、服部緑地公園補助球技場)に勝利してもファイナル3出場は立命の成績に左右される。
 ただ、神戸大には昨年も同様の状況から5連覇を成し遂げた前例がある。「ここからはもう負けられない。4回生が意地見せてくれるでしょう」と筒井コーチ。京田主将は「(今後の試合は)死んでも勝ちます。必ず6連覇を果たします」と雪辱を誓った。



●第14回関西学生ラクロスリーグ戦(9月27日・太陽が丘球技場)
神戸大 1 1 5 1=8
京 大 5 3 1 3=12
【神戸大】近藤5、京田2、古賀
【京 大】大和田3、岡田3、植田2、中西、三木、栗山、中嶋

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