神戸大と神戸商船大が10月1日に統合し、神戸商船大が「神戸大学海事科学部」に名称が変わったことを受け、深江キャンパスでは学部名が書かれたプレートの除幕式が行われた。【10月1日 神戸大学NEWS NET=UNN】
神戸市東灘区の海事科学部キャンパス(深江キャンパス)正門前には同学部の学生、教職員が集まり除幕式の様子を見つめた。午前10時には野上智行学長、西田修身海事科学部長、鈴木正幸学長補佐、杉田英昭・海事科学部評議員、久保雅義同評議員、阪内宏一事務局長の6人の手により、新しいプレートにかけられた白い布が下ろされた。
「海事科学部を国際的な海事海洋の拠点にしたい。(商船大の)長い歴史と伝統を生かして、新しい神戸大を作っていきたい」と野上学長は挨拶。西田学部長は「これからは総合大学の1つの学部となる。神戸大のレベルの高い教育のノウハウを生かし、国際色豊かな海洋人を育成する拠点にしていきたい」と話した。
除幕式後のプレートを見て通学途中の海事科学部生は「昨日から白い布がかけてあったから、分かってた。(統合に関しては)あまり変わらないのでピンと来ないけど名前が変わったのは大きいかも」。立ち止まってカメラ付き携帯電話でプレートの写真を撮る学生の姿もみられた。
新しいプレートには「神戸大学海事科学部」の文字とともに「神戸商船大学」の文字も。伝統を生かしつつ新たな学部として。神戸大、そして海事科学部の航海が始まる。
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