近畿学生野球秋季リーグ第4節神戸大-大市大の2回戦が10月3日、南港中央野球場で行われた。神戸大はリーグ戦初先発の始澤が好投を見せ3-0で快勝。2連勝で勝ち点を獲得した。【10月3日 神戸大学NEWS NET=UNN】
一回表、神戸大は立ち上がりの定まらない大市大先発・森田を攻める。2番久米の左越二塁打などで二死一、二塁のチャンスを作ると、5番成田が右前に弾き返し1点を先制。5回には2つの四死球を足がかりに2点を追加し、大市大を突き放す。
神戸大先発・始澤は直球中心の組み立てにスライダーを織りまぜ、三振の山を築いた。リーグ戦初先発とは思えない投球で15奪三振完封勝利。2連勝で2点目の勝ち点を獲得した。
奈産大、阪南大がそれぞれ勝ち点を奪い、優勝の可能性が消えた状態で迎えたこの試合。それでも「前の試合の結果は気にせずに臨んだ」(板井主将)神戸大は「投手が抑えて勝つ」自分流の野球で大市大に快勝した。
勝利の立役者はリーグ戦初先発となった始澤。昨年のエース平山をほうふつとさせる右の本格派だ。力のある直球を軸に、自身が「調子がよかった。今日の決め球」と話したスライダーで15個もの三振を奪った。「今日の勝ちは自信になったでしょうね」と板井主将。新戦力の台頭。今季の優勝はなくなったが来季に向け、明るい材料だ。
●近畿学生野球秋季リーグ第4節2回戦(10月3日・南港中央野球場)
神戸大 100 020 000=3
大市大 000 000 000=0
【神戸大】○始澤-久米
【大市大】●森田-石井
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