地震資料をDB化 神戸大などのチーム

 古代・中世の国内の地震資料を整理し、データベース化する試みを神戸大などの研究チームが始めたことが、京都市で始まった日本地震学会で発表された。【10月6日 UNN】

 数10年前から1000年規模で同じ地域に同じような地震が起こることがよくあるため、古い地震を研究することで「次」が起きる時期や規模を推し量ることができるという。  古い地震は1941年にできた「増訂大日本地震史料」など、これまで3種類の書物にまとめられているが、計29巻と膨大で検索しにくい。また、ずっと後になって書かれた記述など信頼度が低い史料が交じっているという問題もある。
 神戸大の石橋克彦・都市安全研究センター教授らは、3種類の史料に収録されている地震情報のひとつひとつについて、内容の吟味や、校訂をして情報を選抜しデータベースにまとめる。これにより、活断層が前回活動した時期の判断や、将来の活動の予測がしやすくなるという。
 06年の完成を目指しており、インターネットで公開する予定。

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