学術情報基盤センターが提供していた、学内者向けのダイアルアップサービスが9月末までで廃止された。回線使用料などの経費削減が狙い。【10月9日 神戸大学NEWS NET=UNN】
センターではこれまで、学生や教職員向けに接続料無料で大学サーバーにアクセスするダイアルアップサービスを行っていた。しかし、最近はADSLやケーブルテレビ、光ファイバーなど高速で大量のデータをやり取りできるブロードバンドが普及。センターのダイアルアップ利用者は数えるほどになっていた。
加えて、サービス提供のための運営経費が年間200万円を超えるほどだったため、コスト削減のために廃止が決定。学内にはまだ利用者もいたため、センターでは神戸大の同窓会が運営するプロバイダー「kobe-u.com」などの民間業者への加入などをHPで勧めている。
また、ダイアルアップサービスを利用することで、自宅など学外からも閲覧できた学内者専用サイトについては10月中旬以降、センターが配付しているIDとパスワードを入力すれば接続できるようにする予定。学外からも閲覧可能になり、利用の幅が広がりそうだ。
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