10月6日より国際文化学部C307で開室されたランゲージハブの第1回教授会が8日、同学部の大会議室で行われ、専任教官など18人が参加、運営方針について活発な議論が交わされた。【10月9日 神戸大学NEWS NET=UNN】?
ランゲージハブは、大学の講義外で、もっと外国語にふれる空間を学生に提供する。今月1日に設立された国際コミュニケーションセンターの目玉事業になる。
同センターは、国際化時代に対応した大学教育の質の向上と、国際的に活躍する人材の養成を図る。
ハブは、平日の午前10時半から午後5時まで利用できる。専任教官や留学生などのスタッフが常駐し、学生とフリートークや、予約制の個人レッスンを行う。ハブ内には、外国語に関する書籍、ビデオ、DVD、CDなどが備えてあり、自由に利用、閲覧ができる。
ドイツフェアやぎょうざパーティーなどのイベントも計画されており、学生が異文化を体験する場を目指す。扱う外国語は、英語、フランス語、ドイツ語、中国語、ロシア語の5言語。ハブの様子は、室内に設置されたカメラを通してネット上で10分おきに更新され、込み具合などを確認することもできる(http://solac.cla.kobe-u.ac.jp/hub/index-hub.htm)。
また、携帯電話からもスタッフの常駐スケジュールを調べることができる(http://solac.cla.kobe-u.ac.jp/index-mobile.html)。テレビ電話を使った遠隔地との通信も検討中で、留学生センターなどと話を進めている。さらに、来年からは各言語別のハブ開設も目指している。
センターを訪れた学生は「いたれりつくせりで、驚いた」と感心しきり。「テストの点数取りではない、語学の新しい喜びをこの空間で見つけてほしい」と専任教官の加藤雅之助教授。センター長の中川正之さんは「学生に気軽に立ち寄ってもらいたい。お菓子やお茶も用意しているので、会話も弾むはず」と胸をはる。
問い合わせはランゲージハブ(電話078-803-7681)まで。
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