関西学生ラクロスリーグ戦男子の神戸大-関学が10月11日、服部緑地補助競技場で行われた。神戸大は7-7で引き分け、ファイナル3(上位3校による決勝トーナメント)出場の可否は、12日の立命-京大の結果に持ち越された。【10月11日 神戸大学NEWS NET=UNN】
序盤、攻撃のエンジンがかからない神戸大。対する関学の細かいパスワークとカウンターを織りまぜた速攻の前に、第1Qで4点を失う。ATの位置にチェンジしたMF服部らを中心に反撃を図るが、波に乗る関学からなかなかボールを奪えない。
しかし、今日は守備が踏ん張った。パス回しから襲いくる関学のシュートに神戸大G成川がビッグセーブを連発。被シュート数49本のうち16本をセーブする活躍を見せると、DF陣も福味らがグラウンドボール奪取などで反撃の起点を作り出す。
後半に入ってリズムをつかみはじめた攻撃陣がこれに応え、試合終了30秒前にはMF中村、AT熊野の連係シュートで逆転に成功。応援団も駆け付けたコートサイドからは割れるよう歓声が沸き起こる。しかし、終了間際に関学のエースにミドルシュートを叩き込まれ、結局は7-7で引き分けた。
ファイナル3出場に向けて、絶対に落とせなかったこの試合。関学との痛み分けでなんとか望みをつなげたが、筒井コーチは「あの内容でよく負けなかったな、というのが正直なところ」と苦笑い。
ただ、守備の活躍は大きな収穫だ。「KG(関学)のオフェンスは想像通りの強さだったけど、よく防いでくれた」と京田主将は満足げ。守り勝ちを演出したG成川は「ラスト(関学の同点シュート)が心残り。(次の試合があれば)今度の一球は絶対止める」と自信を見せた。
●第14回関西学生ラクロスリーグ戦男子(10月11日・服部緑地補助競技場)
神戸大 1 1 2 3=7
関 学 4 1 1 1=7
【神戸大】服部2、熊野、野村、近藤、中村、京田
【関 学】三浦2、大沼、中塚、藤田、小木、藪床
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