関西学生女子タッチフットボール秋季リーグの神戸大-同大が10月18日、聖和大グラウンドで行われた。地力に勝る神戸大は序盤から次々と得点を重ね、58-0で完封勝ちした。【10月18日 神戸大学NEWS NET=UNN】
神戸大は試合開始直後、最初のシリーズで同大のパスをLB池田がインターセプトし、そのまま相手DFをかわして先制TD。TFPも決めると一気に波に乗り、同大に反撃のチャンスを与えない。相手のファンブルなどから攻撃権を奪い、第1Qだけで20点を挙げる。
その後も神戸大ペースは変わらない。第2Q後半には同大のショートパス連発で攻め込まれるものの、ゴールラインは死守。第3Q以降は守備も安定し、QB岸田のランやロングパスを中心に得点を量産した。終盤にはWR簑手や中村ら1年生プレーヤーもTDを決め、58-0で完勝した。
大差の勝利を収めた神戸大は、すでに次の試合を見据えていた。残る最終戦の相手は宿敵・聖和大。現在、リーグ全勝同士の両チームにとって、頂点を分ける試合になる。
「まだプレーが大味。反則も多く、気が抜けてた」(今岡コーチ)、「(チームが)波に乗った時もムラがある。いいプレーをつなげていかないと」(岸田主将)。聖和大戦を意識すれば、格下校相手の大勝にも満足はできないようだ。
ただ、今日の試合では、1、2年生の活躍など収穫もあった。「強いチームとやるとポテンシャルが引き出される。そこは楽しみ」と今岡コーチ。若いチームゆえに、今後の成長が勝敗を分ける鍵になる。岸田主将は「やることをしっかりやって、自信をもって当たりたい」と気合いを込めた。
●関西学生女子タッチフットボール秋季リーグ(10月18日・聖和大)
神戸大 20 7 6 25=58
同 大 0 0 0 0=0
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