惜敗でリーグ終える 女子ラクロス

 関西学生ラクロスリーグ戦女子の神戸大-京産大が10月19日、浜寺公園第1球技広場で行われた。序盤は守備からリズムをつかんでリードした神戸大だが、後半は反則から失点を重ね、5-6で惜敗した。 【10月19日 神戸大学NEWS NET=UNN】

Photo 今季のリーグ戦日程としては最後の試合となった今日の試合。神戸大は攻撃陣の1on1(ワン・オン・ワン=相手プレーヤーとの1対1)突破でゴールを狙う。前半は守備も京産大を押さえ込み、ゴール前の壁を破らせない。守りからペースをつかむと、開始8分にAT山口が先制。その後も相手の反則などで次々とフリーシュートのチャンスを得る。?
 しかし、その決定機を生かせない。試合を通して5回あったフリーシュートはすべて京産大Gに阻まれる。突き放せないまま2-1で後半に入ると、13、15、16分に連続失点。速攻で切り返して同点にするも、その後は一進一退の攻防に。神戸大は最後まで積極的な攻撃を見せるが、22分に決勝点を許すと、5-6で試合終了を迎えた。?

 攻撃時間もシュート数も相手チームより上。内容では決してひけをとらない試合だった。チャンスを生かしきれなかった結果に、フィールドに残された選手たちは一様に下を向いていた。?
 「思った通りのことはできてるんです。あと一歩なんですけど」。頭を抱えながら話す岸主将の言葉に、悔しさがにじみ出る。リーグ戦の日程を終え、1勝6敗と不本意な成績に終わった。?
 しかし、他チームの成績次第では、今後に2部との入れ替え戦も控えている。1部リーグの最下位チームは自動的に2部降格が決まるが、6位は2部2位と、7位は2部3位とそれぞれ昇格/降格を賭けて争うことに。神戸大は今日の結果から7位以下が確定しているが、直接対決で白星を挙げている神女院大が最下位になる公算が高い。自動降格が回避できれば、入れ替え戦での1部残留への展望も開けてくる。?
 昨年は、悲願の1部復帰を一年で果たした神戸大。「頑張って、いや、絶対1部残留する」。岸主将は振り切るように決意を口にした。



●第14回関西学生ラクロスリーグ戦(10月19日・浜寺公園第1球技場)
神戸大 5 2-1 6 京産大
      3-5
【神戸大】福永2、岸、遠藤、岡
【京産大】山田、松下、田原

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