関西学生アメフット神戸大-立命が10月19日、王子スタジアムで行われた。神戸大は攻守ともに昨季日本一の立命に圧倒され、13-42で敗れた。【10月19日 神戸大学NEWS NET=UNN】
神戸大は、立命のファーストプレーでRB岸野に78ヤードを走りきられ、あっさりと先制TDを献上してしまう。その後は守備が踏ん張りパントに抑えるが、第2Qにはファンブルなど自らのミスも絡み28点を奪われた。
しかし、後半に入ると流れが変わる。この試合が初先発となったQB多和が、第3Q5分にはRB大崎に、第4Q9分にはWR立澤にそれぞれTDパスをヒットさせ13点を返した。守備陣も奮闘。後半、立命攻撃が2軍に交代したとはいえTD1本に抑えた。しかし、前半の大差が響き、結局13-42の大敗。上位との対戦を4連敗で終えた。
昨季日本一の壁は厚かった。攻守ともに立命に圧倒され、矢野ヘッドコーチは「強い。その一言だね」と脱帽。立命守備フロントのラッシュを防ぐため、ショットガンフォーメーションを導入するなどしたが、その対策ごと粉砕されてしまった。エースQB江端が負傷したため先発したQB多和も「(立命の守備に)力を出さしてもらえなかった」とうつむいた。
これで上位チームとの対戦は終了。4連敗という最悪の結果に終わったが、下を向いている暇はない。次戦からは下位チームとの対戦が始まる。特に次戦は春季に0-21と完敗した同大との対戦だ。「残り3試合、絶対勝ちますよ」。普段、あまり強い言葉を口にしない矢野ヘッドコーチの言葉だけに意気込みの強さがうかがわれた。
●関西学生アメリカンフットボール(10月19日・王子スタジアム)
立 命 7 28 7 0=42
神戸大 0 0 6 7=13
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