国立大学の入試方法が、前期と後期を一本化できるよう見直されることが、11月12日に行われた国立大学協会総会で申し合わされた。【11月13日 UNN】
申し合せでは、募集人員を分割する場合は、学部単位で行い、前期後期の割り合いも7・5対2・5程度を基準に各大学が決定できることが決まった。また、AO(アドミッションオフィス)入試や推薦入試で相当数の学生を募集すれば、前期試験に一本化できるという。
総会ではこのほか、政府に対して今後も国立大に配分される予算を従来と同規模を確保するよう要請することも決議。来年度の政府予算は、国立大に配分する予算運営費交付金で2%削減されるなど抑制傾向にある。
これを受けて今後、▽今年度と同規模の予算を最低限確保、▽法人化移行に伴う必要経費を措置すること、▽中長期的にも必要な予算を確保できる仕組みを策定、▽各大学の努力に応じて運営費交付金を増額できることなどを求めた。
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