十勝沖地震を調査 工・高田教授ら報告

 神戸大工学部の高田至朗教授(地震工学)らが11月12日、北海道で9月に起きた十勝沖地震の被災地を調査した結果を発表する報告会を開き、スライド写真などで被災状況を説明した。【11月13日 UNN】

 高田教授らの調査チームは10月に8日間にわたって北海道の釧路市や池田町、浦河町を訪問した。
 約20年前に地震に起きた浦河町では、水道管を強化プラスチックに交換していたため、当時より被害が少なかった指摘。10年前に地震にあった釧路市では、当時マンホールが盛り上がった場所で、再び同様の被害が見つかったという。
 高田教授は、家屋倒壊数が比較的少なかったことを受け、北海道の家屋は瓦が少なく基礎が固いため地震に強いと分析した。

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